平成最期の年に??
今年の正月は実に感慨深い年明けとなりました。
平成天皇が今年度末の4月30日退位、
5月1日新天皇即位・改元されるという歴史的な変化の年です。
ひたすら国民に寄り添って来られた天皇皇后の献身的なご活動には
言葉に尽くし難いものを感じるところです。
比較的平穏な時代の流れが一変したのは
何といっても「東日本大震災」でした。
被災地へのお見舞い訪問も回数を重ねられました。
被災地の方に与えた勇気と希望は計り知れないものがあったものと思います。
加えて、平和を守る精神を引き継いだ天皇は先の大戦で大きな被害を被った地へ
の訪問も公務の間をぬって行われ平和の尊さを身をもって示めされました。
そこへ持ってきて安倍政権の登場によって積極的平和主義の名の下に、
ともすると平和を脅かしかねない改憲論争が活発化しています。
以後、天皇陛下も折に触れて、ご心配するかのような発言を始められました。
退位の意向を述べられた「お言葉」の中にも
平和希求の願いが込められていたように感じました。
安倍政権は今年、改憲論議を活発化させ国民投票に持って行くとしています。
73年間に亘って平和な日本を憲法改正によって
戦争に再び手を染めるような国にしてはなりません。
天皇陛下が安心して退位されることを願うばかりです。
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