2016年09月21日
『アートカフェ清雅』の❝野菜まるごとランチ❞
病児の家族、弁当で支える
安曇野で来春 豊丘の茅房さん開業
安曇野で来春 豊丘の茅房さん開業
県立こども病院(安曇野市)で病児に付き添う家族や
医療関係者に心安らぐお弁当を届けたいと、
豊丘村の茅房栄美さん(39)は来春、
食事デリバリー店の開業を目指している。
十月から試験期間が始まり、
「過酷で緊急性の高い病院の中で、一時でもホッとしてほしい」と
力を込める。
茅房さんは2013年妊娠七ヶ月で飯田市内の病院で
超音波検診を受け、長女(三つ)の心臓に障がいがあることが
分かった。
その後県立こども病院で妊娠健診を受け出産。
生後数カ月を病院で一緒に過ごし、
その後も入退院を繰り返すたびに、百キロ先の安曇野市を往復した。
そんな中知ったのは、病院に付き添う家族の食生活の実態。
長期にわたって満足な休息がとれない中、
病院内では病児から離れ難く、日持ちするインスタント食品やパン、
栄養補助食品などで空腹を満たす。
ストレスや体調不良が重なり、母乳が止まる母親もいたという。
自身は頼る親類も車もなく、夫が届けてくれる食事が恋しかった。
―「これでは付き添う家族の心や体がもたない」―
病児のためにも家族の元気は大事と考え、食事デリバリー店の
開業を決意。
経営者や拠点となる物件を探し、長女が四度目の手術をした
六月下旬から、具体的に動き出した。
病院から約200メートルのアートカフェ清雅が拠点となり、
料理は安曇野市でケータリングサービスをしている大沢瑠美さんが
担当。
「もう頑張りすぎなくていい。皆で助け合い、支え合い、
もっと笑顔になれれば」と茅房さん。
周辺の空家を活用し、家族が交流できる宿泊施設も考えている。
医療関係者に心安らぐお弁当を届けたいと、
豊丘村の茅房栄美さん(39)は来春、
食事デリバリー店の開業を目指している。
十月から試験期間が始まり、
「過酷で緊急性の高い病院の中で、一時でもホッとしてほしい」と
力を込める。
茅房さんは2013年妊娠七ヶ月で飯田市内の病院で
超音波検診を受け、長女(三つ)の心臓に障がいがあることが
分かった。
その後県立こども病院で妊娠健診を受け出産。
生後数カ月を病院で一緒に過ごし、
その後も入退院を繰り返すたびに、百キロ先の安曇野市を往復した。
そんな中知ったのは、病院に付き添う家族の食生活の実態。
長期にわたって満足な休息がとれない中、
病院内では病児から離れ難く、日持ちするインスタント食品やパン、
栄養補助食品などで空腹を満たす。
ストレスや体調不良が重なり、母乳が止まる母親もいたという。
自身は頼る親類も車もなく、夫が届けてくれる食事が恋しかった。
―「これでは付き添う家族の心や体がもたない」―
病児のためにも家族の元気は大事と考え、食事デリバリー店の
開業を決意。
経営者や拠点となる物件を探し、長女が四度目の手術をした
六月下旬から、具体的に動き出した。
病院から約200メートルのアートカフェ清雅が拠点となり、
料理は安曇野市でケータリングサービスをしている大沢瑠美さんが
担当。
「もう頑張りすぎなくていい。皆で助け合い、支え合い、
もっと笑顔になれれば」と茅房さん。
周辺の空家を活用し、家族が交流できる宿泊施設も考えている。
Posted by あづみのきみ麻呂 at 17:45│Comments(0)
│現代安曇野事情