2016年06月05日

よそ見わき見気まま旅紀行

よそ見わき見気まま旅紀行


▲東照宮―鋳抜門(いぬきもん)

故郷・下関の友、中村 佑君の旅紀行:
 ―「よそ見わき見気まま旅」―
  ▼第34回  日光―2▼


▼東照宮には目をみはるものが多過ぎて、
短時間の滞在ではとても丁寧に総てを
鑑賞することは出来ません。
 陽明門や唐門、拝殿などの建造物に彫り込まれた人物、
動物、植物、魚類、昆虫、などの種類を識別するだけでも
大変です。
 それらは鮮やかな色彩で彩られ、
金箔で覆われた桁や梁の間を隙間なく埋め、
豪華にして華麗、建造物全体が絢爛たる輝きを放っています。
 
 一方、徳川家康が鎮座する宝塔へ続く鋳抜門と呼ばれる
写真の門、派手さはそれほどではありませんが、
張りぼてではない青銅を鋳抜いて造られたものだと教えられると、
矢張り尽された贅に驚かされます。
 
 東照宮の名物は豪奢な建造物だけではありません。
石鳥居に到る参道脇で、うぐいす笛を売る~
おじいさん(撮影了解済)が居ます。
肩から下げた木箱に手作りの笛を並べ、
持参の椅子に腰を下ろして日がな一日笛を鳴らしています。
前に下げた紙には―
「お買い上げを昭和30年から57年お待ちしていました」と
ありました。
 (中村 佑)    2016年6月2日


▼うぐいす笛売り;

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Posted by あづみのきみ麻呂 at 17:28│Comments(0)中村佑旅紀行
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